2012年10月18日木曜日

2012年10月14日 黒斑山2404m【浅間山系】

区のツアーに参加して、みんなでハイキング登山に行って来ました。
平均年齢が60歳とのことで、のんびりゆっくりペース。
お天気が最高に良い日で、テンションも上がります〜!

 高速のサービスエリアに立ち寄ったら、たべちゃうよね。
おそばのおやき、味噌くるみ入り。うまうまー

 バスで出発してから約3時間30分、登山口の高峰高原ビジターセンターに到着しました。
まずはみんなで準備体操から。

 熊笹がいーっぱいで、砂の道。
砂浜みたいなの、土の質感が。雨だったらびちゃびちゃになるなぁ。

 陽射しがあったかくて、でも空気は冷たくて澄んでて。
空も雲も秋でいっぱい!

 山の稜線がたーっくさん見えました。
富士山も、槍ヶ岳も見えたよ!
遠くのずっと遠くまで見えるのは、なんだかすーっとします。

 ガレガレのガレ場。
なかなかの傾斜で、ちょっとだけ頑張りどころ!
空に向かって歩く感じにしたいけど、足元にすごく注意です!

 すごくきれいなコントラスト!
本当に良い天気〜!!!

 植物もいっぱい光を浴びて、いきいきしてます。

 避難小屋。
火山活動のある、浅間山の真横に位置する山だから、避難小屋がいくつかあります。
でも、実際に噴火したらひとたまりもない。
冬山のときにも使えるのかなー?

 トーミの頭と浅間山のショット!
むき出しの山肌がワイルドでしょー

 ふぁー
空を見上げるときれいな青で、本当に心がすっきりします。
ひろいなー空は、飛んで行きたいよー。

トーミの頭にてランチタイム。
いつだってバナナは持参なのです。
バーナーもっていったんだけど、この場所風が強くて大変。笑
でも無事にお湯が湧かせてあったかいスープにありつけました♪
陽射しがあるからあったかいけど、ここの気温は6度ほど。
2300mくらいはあるからね。

 浅間山に白く伸びる道、わかりますか?
この写真を撮ってる場所から降りて行って、あそこを登るルートもあるんです。
次はあそこにも行きたいなぁ〜!
浅間山にうつる雲の影がすごく素敵だな〜。

 草滑り。
何だか日本じゃないみたい。

 2404m!!!

 くだりは絶壁が多くてちょっと危ない。
岩がすごくすべる!!
そして地味にヒザにダメージがたまります。

この後、樹林帯をぬけて下って行ってゴール!

下山ルートも空が見える場所が多くて、気持がいいです。
すごくたのしい山でした!
次はJバンドから降りて行って、草すべり、浅間山方面にルートをとりたいな!

この日は50人ほどで行ったツアーだったため、山渋滞をおこしたり(ペースもゆっくりだし)
他の登山者さんにもご迷惑をおかけしました。
自分のペースで登れないのははじめてで、ゆっくりすぎて疲れたな。
登山はパーティーも大事だなって思った。
地元からバスで連れてってくれるのは、すごくラクだったけどね。

それと、下山中に起こった事故でいろいろと考えさせてもらいました。
あの時、1人1人が行った行動はきっと最善だったと思う。
これからのために、なにかあったとき、もっとしっかり対応できるように
ちゃんと知識をもっておこうと思いました。

あの方が、空のむこうでも、たのしく登山出来ますように。
ご冥福をお祈り致します。


やまのぼりメモ

アクセス
高峰高原ビジターセンター

コースタイム
10:10高峰高原ビジターセンター(表コース)→11:40非難小屋→12:00トーミの頭→12:50黒斑山→13:10下山開始(樹林帯コース)→トラブル発生→16:00高峰高原ビジターセンター

2012年10月6-7日 仙丈ヶ岳3033m-雨のち雷鳥、まっしろガスガス【南アルプス】


今回はわたしの本格やまのぼりの記録です。
なんと3000m級!
はじめてのやまのぼり、はじめてのアルプス。
日本になんでアルプスがあるのか.....
アルプスって危険なんじゃないのか......
3000mって死ぬんじゃないだろうか.....
考えすぎたせいなのか、前日に熱を出すわたし。

さて.....どうなることやら〜。

仙丈ヶ岳のスタートは甲府駅から。
バスを乗り継ぎ2時間半で登山口に到着です。
山の気温の低くさにすごく驚きました。
本日のお宿、馬の背ヒュッテは標高2600m地点、もっともっと寒いんだろうなぁ〜。


 北沢峠から、大平山荘横の登山ルートで。
傾斜のきつい樹林帯を登り、沢沿いをひたすら登り続けるのです。

風のせいなのか、みんな斜めに生えている。
パワーを感じます。

 かわいい目印!
色の抜け具合がまたいいなぁ〜!

 樹林帯を抜け、沢に到着。
ここから山小屋までは石がゴロゴロと足元の悪い沢沿いを歩きます。
休みやすみ、紅葉を楽しみながら登って行きます。

 おー!滝が!!!癒しスポット。

 水がとても冷たくてはしゃぐ母。
沢はまだまだ続きます。1番上の人がテンってなってるところよりもっともっと!
気温は低いのに、汗だくだくで体から湯気が出ていましたよ。

 ひぃひぃしながら登り続けたら、きれいな稜線が!
明日はここをずーっと歩いていくんですね。
たのしみだなぁ!!!
随分登って来たと思ったけど、あの稜線までまだだいぶ登るんだなぁ.....3000m級、あなどれません!

沢から離れ、鹿除けの柵の間を進んで行くと、本日お世話になる馬ノ背ヒュッテに到着です。
かわいくってアットホームな感じです。
お昼過ぎで3度ほど。ささささむい.....!!!!!
手がかじかんで、靴のひもがほどけない。笑
そしてストーブから離れられないー

到着してすぐに、母が生ビールを頼むと「これが今シーズン最後の生ビールだよ〜」とスタッフさん。
最後のビールは大事に大事に飲みました。
わたしもちょこっと分けてもらって飲みました〜♪

そして待ちにまった夜ごはん!
山のカツカレー、なんとカツ以外おかわり自由です!!!
めっちゃらっきょ食べた気がします。

ごはんの後は、部屋に戻ってくつろぎタイム。
ラッキーなことにわたしたち5人で個室を使わせてくれたのでとても快適でした。
夜になるに連れて熱が上がってくるのがわかる。
今度は無理しないようにしなきゃだね。
万が一があったら大変、仲間に迷惑かけるのは絶対ダメ!!!
...と、心の中で反省致しました。

山小屋の消灯は20時と早めなんだね。
夜は電気も無く真っ暗なので、ヘッドライトを首にかけて寝ました。
夜中に大雨の音で目が覚める。
明日の天気がとても心配だーって思いながらも再び爆睡してしまいました。

おはよー!
朝5時に起床、夜中の大雨は終わって霧雨になってた!
このまま下山完了まで持ちこたえますように....

そして寒い。
-1度...氷点下って、山ってとっても寒いんだねぇ。
水場に氷がはってました。
顔洗うのに、ものすごく勇気が必要でした。

朝ごはんはほっこり鮭定食。
しっかりおかわりもしてパワーチャージ!!!
熱もだいぶ下がって、良くなった気がします。
山小屋スタッフさんと記念撮影もして、準備を整えます。

 さて登山開始!!!
馬の背ヒュッテから、仙丈ヶ岳山頂までは約1時間30分ほど。
霧雨だけどガスってない!!!
真ん中に見える仙丈小屋をこえて、左側の稜線を歩いて行きます。

はじめて雲海を見ました!
山の壮大さに、とにかく圧倒されました。
ここにいるんだけど、いないみたいな.......夢みたいな感じがしました。

 えっほえっほ。
おっと、右側からガスが迫って来てます。

 ガスに完全にのまれました!
道幅がせまいので滑落に注意しながら登って行きます。

 山頂!!!
しかしガスっていて景色がなんにも見えません!!!!!
せっかくの3000m級の山なのですが、今イチ実感がない。笑

そして風が強く、霧雨で氷点下。
髪の毛が凍って真っ白になっていきます。笑
休んでいると汗がひいて、体温がどんどん奪われる!
ウィンドブレーカーとジャケットをはおり、お湯を飲んで体温を上げました。

 景色を見れなかったし、せめて雷鳥が見たいなぁと探すわたし。
ガスのなかから、かわいくない雷鳥の声が聞こえる...けど見つからない。
って思いながらうつむいて歩いていたら.....

 いたぁぁぁぁぁー!!!!!
しかもわたしの右側1mの距離に!!!
しかも母鳥と子供が4羽もっ

かわいすぎる〜!
もこもこ。むちむち。
あんまり鳴き声はかわいくないけれど。笑
2012年の時点では、仙丈ヶ岳では8つがい確認されているそうです。
景色みれなかったけど、雷鳥が見れて大満足でした。

 お次ぎは、小仙丈ヶ岳へ!
かなりアスレチックな場所を登っていきます。
わたしはこんなゴロゴロした岩を登るのは初めてなので、心臓ドキドキ...
楽しいんだけど少し緊張するなぁ。

登る人、下る人、譲り合いの気持ちが嬉しいねー!
登山者同士の一体感なんか好きです。

 ついたっ!
やっぱりまっしろで何も見えないけど。笑
晴れた時をみてみたいなー。
でも標識があると、ついついはしゃいじゃう!

下山では、ごろごろ石が多くて、2度ほど転んでしまいました。
山歩きに慣れていないんだね...
これからいっぱい歩いて歩き方をしっかり習得しなくちゃ!

森の中は霧がかかったようになっていて、そこに光が射してすごく神秘的でした。

 枯れてるはずなのに、ものすごく生命力を感じる木です!!
どうしてこんな形になったのかなぁ。

下ってきて、気温が上がってるはずなのに寒さがぬけず。
からだの芯から冷えてしまわないように気をつけないと。
特に私は手がすごく冷えて動かなくなるから、もっと分厚いグローブを買おう〜!

下山完了して、バスがくるまでランチタイム&休憩!
アップルパイとあんこクロワッサンの甘さが身にしみます。
もふもふもぐもぐ。

行程は長いけど、キツくは感じない仙丈ヶ岳。
次は夏のお花の時期に行ってみたいな!
近くの甲斐駒ケ岳にも登ってみたいしね。

わたしに山の素晴らしさを教えてくれた、素敵な南アルプスの女王様!
人間って大自然の中ではなんてちっぽけなんだろう...と雄大な景色を眺めながら感じました。
そしてこんな素晴らしい世界が日本にあったなんて本当に驚きです。
今回はお天気が悪くてしっかりと景色は望めなかったけど、今度は3つのカールや山頂からの眺めをしっかり目に焼き付けたいです。


△やまのぼりメモ

アクセス
甲府駅から山梨交通バスにて広河原まで約2時間
広河原から北沢峠まで約30分

コースタイム
記録なし

2012年9月22日 川苔山1363m【奥多摩】

再来週の南アルプス登山に向けて、母と予行登山!
奥多摩なら行きやすいかな〜って、調べた感じキツくないかなぁ〜って決めた川苔山。
...まさかの登りのしんどさ。

奥多摩駅のコンビニ(徒歩8分ほど)でおにぎりなどを調達し、バスにて登山口となる川乗橋バス停へ。
登山者がたくさんで、臨時バスも運行。
ぎゅーぎゅー!

 最初は舗装路をてくてく。
この舗装路の終わりに簡易トイレがあるのでおかりして、いざ登山道へ!

徐々に森林の中へ、沢の近くへ。
橋を行ったりきたり。
川苔山は奥多摩イチ、沢のきれいな山なんです!!!
マイナスイオンたっぷり吸い込んでりふれーっしゅ。

ちょっとお休み。
タオルを水で冷して汗をふきふき。
とにかくあっついよ〜

 光も射していて、とっても心地いい!
素敵な景色に癒されるね。

 このあとでっかい蛇がでて、叫ぶ母。
叫びながらわたしの腕を力いっぱい握るから痛い痛い。
道が細いから危ないでしょ!怖くても我慢してくださいな〜!笑

ガイドブックにも掲載されているカメラポイント!
とってもきれいだ〜
心がすっきりスーっとしました。

百尋ノ滝。
すっごいマイナスイオン!
水の落ちる時の風がすごくて、一気にクールダウン!

この滝から、頂上までの道のりが
思った以上にキツくってしんどくって写真なし。笑
自分の体力のなさにがっかり。

傾斜がきつく、ひたすらの登りで心が折れそうになります。
しかも全然先が見えない.....むむむ。

 山頂まであとすこし!
母もバテ気味です。

 つーいーたー!!!!!

 見晴らしは、まぁまぁ、かな。
晴れてたら気持いいんだろうなぁ〜
でも、雨女2人なのに雨がふらなかったのは奇跡!

ここでランチタイム。
ちょっとひとやすみして、下山開始!

 下山は樹林帯。
ほぼ景色はこんな感じ。

 下りがすっごく長くて、しかも変わらない景色にイライラする母。笑
(新しいキャラバンがあわなくて、足が痛かったそう)
わたしは結構樹林帯すきだけどなぁ〜

 やっとこさ歩道へ。
前のパーティーにくっついて鳩の巣駅へ。
この歩道も厄介で、急な下り坂がヒザにきます。笑

鳩の巣駅前のお店で乾杯ビール&つまみ〜!
わらびがとってもおいしかったよ〜

川苔山は、沢が綺麗で苔も綺麗で、でも滝からはなかなかの急登続き!
でも70代くらいの元気モリモリな方がたっくさんいらっしゃいました。
彼らをみて、自分の体力のなさに自信を失いかけました。笑
ストックあったほうがいいのかもですな。


奥多摩駅から西東京バス(東日原行き)川乗橋駅バス停

9:00川乗橋スタート→10:45百尋ノ滝→12:45山頂
13:30下山開始→15:30アスファルト道→16:00鳩ノ巣駅

トイレ→川乗橋からスタートして20分の場所に1つ、鳩の巣駅
水場→登山道中に湧き水あり