2015年8月31日月曜日

2015年7月12-13日 南八ヶ岳縦走2日目/観音平--編笠山--権現岳--キレット--赤岳--横岳--硫黄岳【八ヶ岳】


(1日目/編笠山-権現岳-キレット-赤岳の記事はこちら)

おはようございます。

夜、びゅーびゅー強く小屋の窓を割らんばかりに吹いていた風。
そして雲が濃く真っ白で、星や月なんて一切見せてくれなかった夜空。
起きてみたらいったいどうなっていたかというと.....

天気が回復するどころか悪化。
雨まで降ってきました。

朝日を見ることはできなかったけれど、再び山頂へ。
相変わらず風が強く、フードのコードをぎゅっと締めないとフード脇から風が入ってすぽーんとすぐに脱げてしまう。

それでも、風が強いだけに雲も切れたりする。
するとなんだか晴れそうな気配。

目の前で狂ったように躍る雲。
稜線を滝のように流れたり、山肌にぶつかって巻き上がったり。
真っ白でなにも見えない状態からいきなり山が姿を現したり、また隠れたり。
雲もなく澄み渡る空もとてもいいけど、こんなふうに表情豊かに見せてくれる雲がある朝の空もいいね。

写真に写っている彼は、赤岳で朝日を見るために行者小屋を夜中に出発してきたそうで。
これからどうするの?と尋ねたら、「景色見えないし地蔵尾根からおります。」とのこと。

そんな話をしていたら、横岳も見えてきた!!
わたしも天気悪かったら、文三郎尾根か地蔵尾根でショートですぐ下りちゃおうと思ったけど...
なんだか行けそうな感じになってきた。
横岳への稜線がゴツゴツイワイワしていて面白いのは知ってるし、前回来た時に見れなかった硫黄岳の爆裂火口を見たい気持ちが強かったので、縦走して帰ることに決めました。

と、同時に赤岳周辺がはじめてだと言う彼に『天気回復しそうだし、時間があるなら横岳と硫黄岳をまわって美濃戸に下りたほうが面白くておすすめだよー!』と声をかけました。

どうしようかなぁ〜と考えてる最中かな?
行ったら絶対楽しいよ。

辿るルートも決まったことだし、朝ごはんを食べたら出発しよう。

見事なスカイラウンジの小屋の食堂で、水分の抜けたモサモサになったパンを齧りました。
次くる時は小屋食にしてUさんの絶品ごはんを堪能する、絶対。

そして山荘前で記念撮影。
今年はオリジナルバンダナ(もちろん赤をチョイス)を購入しました!
赤岳に再訪する時は、頭に巻いて行こうかな〜

今年もお世話になりました!!
山から下りてきたら今度こそ下界飲みを実現させましょう。笑

am7:00 出発
赤岳山頂から展望荘(下に見えている小屋)までの標高差は約260m。
これを一気に下ります。
はじめてここを下る時はちょっと怖かったけど、今年は全然こわくない。
ちょっとは山に慣れてきたのかな〜?
だとしたら嬉しいなぁ^^


全然伝わらないだろうけど、風がとっても強いんです。
今まで感じたことがないくらいの強風で身の危険を感じるほど。
立ち上がると風に煽られよろめいてハイマツにダイブ。
.......とてもじゃないけど歩けない〜!!

しゃがみ込んでアワアワしながら展望荘を見ると、爆風エリアをぬけたハイカー2人と目があった。
不安を吹き飛ばすために手を振ったら、笑顔で手を振り返してくれました。
むしろもう笑うしかないレベルの爆風に意を決し、中腰のへっぴりでズルズル無様な格好で下りました。笑

video
写真だと風って伝わらないから動画を撮ったんだけど、風が強すぎて画像がブレまくりです。笑
『風がやばくてフッ飛ばされ*¥<@;**』と何か喋ったあと、『きゃっ』っと女子らしい声をあげていて気持ち悪いです。

am7:10
赤岳直下、展望荘付近にある県界尾根の分岐。
ちょっとジャンプすれば富士山まで飛んで行けそうな感じ。

写っている2人組の方も頂上山荘の宿泊者で、夜ごはんの時間にお話をさせていただきました。
わたしが奥多摩の山に遊びに行った帰りに駅周辺の飲み屋でたまに飲んで帰ってるっていう話をしたらなんと地元の方だそうで。笑
そこから話は広がり19時頃までおしゃべりに付き合っていただきました^^
今度しょんべん横町のご案内をよろしくお願い致します。笑

赤岳から横岳へのトレイルは痩せたところもあるけれど比較的歩きやすいです。
ただ狭いので、土日などの休日は対向者とのすれ違いが危なそう。

こんな感じで細い岩場のトラバースもあったり。
去年はここでツアーの団体さん40名の通過を待ったんだよなぁ.....

お?この後ろ姿はもしかして...........

早朝に山頂でお話しをした彼に追いついたようです。
周回して行くことにしたんだね!

動きが身軽で軽やかで細身の彼のことを、名前を聞くまでは勝手にオコジョ君と呼んでました。笑
せっかくなので平ちゃんと一緒に歩くことにしました。

am8:05
素早いオコジョな平ちゃんに必死について行くと、あっという間に横岳。
今回はうしろに富士山が見えてます!

天敵がきたのか岩陰に隠れるように横岳を通過するオコジョ君。
正面に見えるのが硫黄岳。
稜線に白く見えるのは硫黄岳から美濃戸へ下りる分岐部の白砂の広がる場所。

硫黄岳から先の北八ヶ岳エリアにはまだ行ったことがないので、今年の冬に行ってみたいな。
ニュウが1番気になってる。

硫黄岳っていつも爆風だけど、今日のはちょっとすごいよ。
すぐ隣にいる平ちゃんの声が風の音で全然聞こえないの。

柵に囲われて守られているコマクサの群生もゆっくり見ている余裕はなし!


硫黄岳への稜線はとーっても広い。
こんな風に晴れていてくれていればなんの問題もないけれど、ガスや悪天候で視界が悪いときなんて最悪で、こんなにも穏やかなのに一気に路迷いしやすいデッドルートになっちゃう。

そんな時のためにあるのがケルン。
ケルンを目印に、ゆっくりゆっくり落ち着いて進むしかない。
もちろんコンパスやらは必須アイテムです。

am8:50
硫黄岳は南八ヶ岳を一望できます。
赤岳もかっこいいけど、阿弥陀岳の猛る姿といったらもう...!
阿弥陀岳は近いうちに登りたいなぁ。

前回はガスガスで見れなかった爆裂火口。
今日は見ることができました〜!
水蒸気爆発で抉られたようになっているギリギリのところまで行けるから、足を滑らせてすってんころりんしないように気をつけましょう。

山頂は風が強すぎてゆっくりできないので、そそくさと下山を開始です。
硫黄岳を下りはじめるとすぐ樹林帯になるので景色もここで見納め。

相変わらず軽やかな動きのオコジョな平ちゃん。

am9:45
あっという間に赤岳鉱泉。
冬はアイスクライミングができるアイスキャンディーが有名ですね。
夕食もすごい贅沢なんだとか...お風呂もあることだし、いつか泊まってみたいなぁ。

平ちゃんは11時台のバスに乗れるかも!ってことで先を急ぐためここで一旦お別れ。
わたしはゆっくり休憩を取って行くことにしました。
14時台のバスまでまだまだ時間もあるしね〜
(結局1時間もここでダラダラして10:45出発)

北沢は相変わらず爽やかで、歩いていてとっても気持ちがいいところです。
去年はアブに追いかけられて走って逃げ惑ったけど、今日は全く姿を見せません。
あいつらの噛んだ後は長く痕が残るからすごく嫌。
ずっと痒いしぐじゅぐじゅなるし...

Uさんの赤岳号みーっけた!!
関係者用の駐車場まで来たら美濃戸まであともうちょっとです。

am11:45
美濃戸山荘を通り過ぎ、やまのこ村のわんちゃんと再び再会をはたしました。
相変わらずのモサモサ感。
ぽてぽてゆっくりとお店の回りをパトロールしていました。

やまのこ村の駐車場から、バス停のある八ヶ岳山荘までは歩くと3〜40分くらいかかります。
車でも悪路で嫌がられるこの林道.....やだなーやだなーと思いながら歩いていたら
「バス停まで乗ってく〜?」
と、ハイカーさんが車に乗っけてくれました♪
すごくありがたかったです〜ありがとうございました^^

八ヶ岳山荘では再び平ちゃんに遭遇。
11時台のバスにあと10分ってところでタイムアウトだったので、八ヶ岳山荘のお風呂でのんびりしていたそう。
まだ次のバスまでは1時間以上あるのでわたしもお風呂に入ることに。
空いていたので貸し切りでラッキーでした^^


八ヶ岳山荘からバスに揺られて茅野駅へ。
ここから特急あずさで帰ります。
なぜか今回全く手をつけなかった行動食のナッツを電車内で貪り喰いました。

*
今回の旅も人との出逢いに恵まれたとっても素敵な山旅になりました。
いつもいつも良い出逢いばかり。
だから山にくるとあったかい気持ちになります。
わたしがそう感じているように、みんなもそう想ってくれていたら嬉しいね^^

そんな事を考えながら、ナッツの入ったナルゲンボトルの蓋を開けたまま爆睡。
寝てる間にこぼれ落ちたナッツをみて絶望するまで、あと2時間

To be continued.....


----------
○コースタイム
赤岳頂上山荘(7:00)---横岳(8:05)---硫黄岳(8:50)---赤岳鉱泉(9:45)--休憩60分-(10:45)---美濃戸山荘(11:45)
(赤岳頂上山荘ホームページはこちら)

○アクセス
行き/観音平登山口 (駐車場あり)
※小淵沢駅からタクシーで20分/約3200円
※シーズンによっては毎日あるぺん号で観音平まで行くバスがあります。

帰り/美濃戸登山口からバスにて茅野駅まで

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
ランキングに参加しています。
ポチっと応援よろしくお願いします!

 にほんブログ村 アウトドアブログ 女性登山者・山ガールへ
 にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ

2015年8月9日日曜日

わたしの登山ザックまとめ【山道具】

わたしが使っているザック達をまとめてみました。

1番使用頻度の多いのは35Lのもの。
日帰り低山から小屋1泊まで(わたしはピッケル&ワカンの日帰り雪山も)カバーできるので、登山をこれから始める方にはぴったりのサイズだと思います。

縦走やテント泊をやるのであれば、50L程度。
テント泊縦走なら60L程度。
人それぞれ持って行く山道具の量や大きさがあると思うので一概には言えませんが、わたしの場合はこんな感じです。

Dueter
ACTトレイル24

生地の伸びがいいので、小さいくせに容量以上にたくさん入ります。
クッカー類や着替えを入れても余裕で、春夏秋の3シーズンの日帰り登山やハイキングに使用しています。
奥多摩、丹沢、奥武蔵など関東近郊低山登山ならこのサイズでぴったりかなぁ。
ヒップベルトがメッシュになっているので特に夏向きのモデルです。
その為ヒップベルトが薄いので重さは肩にかかりますが、肩部分のクッションは少し厚めに設計されています。

・24L
・レインカバー内臓
・1気室
・低山日帰り登山/ハイキング向き

MILLET
Miage35

1番はじめに買ったザックがこの子。
アルパインタイプなので、フロントポケットやサイドポケットがありません。
その為テルモスや行動食類を中に収納しないといけないので、行動中にサッと水や行動食を取り出せないのが残念なところ。
縦にスリムなフォルムで生地も伸びないので内部が狭いため、パッキングに気を使います。笑
2気室部分の底がちょっと丸まっているので外見が綺麗な形にならない。
(例えると、△の中に○を収めると角が空くような感じ。)
色々難点があって良い所が見つからない子なんだけど、初代のこの子には愛着があります。笑
.......が、相当ボロボロになってしまったので現在は隠居生活をしてもらっています。
※古い型だからかamazonにはありませんでした。
・35L
・レインカバー内臓
・2気室
・3シーズン日帰り登山〜小屋1泊向き

MILLET
Saas Fee45+5



小屋泊縦走、テント1泊用にと購入したものの.....。
奥秩父の秋テン泊で使用してから1度も使用していません。
スリムなフォルムでいいなぁと選んだけど、生地が伸びないのでパッキングは縦に詰むような感じになります。
45Lという容量ほど入らないなぁという印象です。
おおざっぱなわたしには不向きなモデルでした。笑
綺麗にパッキングする方や、コンパクトに装備をまとめられる方にはいいかもしれません。
今後この子の活躍の場は残念ながらなさそうなのでお蔵入り中です。
saas fee(というか、ミレーのザック)への苦手意識を払拭するためにもう1度使ってみようかな...

・50L
・レインカバー内臓
・2気室
・小屋泊、テン泊縦走向き
※わたしの場合は日帰りでは使用しません。


Deuter
ACT Lite45+10

オールシーズンの小屋泊とテン泊の時はだいたいこの子。
裏銀座縦走+ヨリミチ雲ノ平と高天原温泉4泊5日の縦走時も大活躍でした。
この時は小屋泊だったけど毎食自炊をしたので6日分の食糧を持って行きましたがちゃんと入りました。
生地の伸びが良く、下に向かって横に広がるフォルムなのでテン泊装備のパッキングにすごく向いています。大きく場所を取るテントやシュラフが底に綺麗に収まる。
びっくりするほど入るので装備の多くなる冬のテン泊もばっちり。
サイドポケットがよく伸びる素材なので、1LサイズのNalgeneボトルが2つも入ります。
フロントポケットも同じ素材を使用しているので行動中に必要なもの(地図や行動食、ウィンドブレーカー等)は全てここに収納しています。
ショルダーハーネスとヒップベルトがかなりしっかりしたクッションになっていて、フィット感と安定感がものすごく抜群です。
荷物の重さを骨盤で支えるタイプなので体のバランスも取りやすいなぁと思います。

・45L+10L(雨蓋を伸ばせば55L)
・2気室
・小屋泊、テン泊縦走向き
※わたしの場合は日帰りでは使用しません。

Mountain hardwear
Koa35

上記で記したミレーの35Lをご隠居させたので、跡継ぎにお迎えした子。
特徴は軽さ!!
35Lでありながら997gと1kgを切る軽さを誇ります。
3gにマウンテンハードウェアの情熱を感じますね。笑
軽量化のため生地はかなり薄いので耐久性は弱いです。
その為、岩場の多い山などに行くときは気を使います。
1気室で内部が広いので、パッキングしやすいなぁと感じています。
サイドポケットの薄さはストッキングか!と思うくらい心もとないけど、伸びるで収納力はあります。
しかしストッパーがないので、テルモスなど重みのあるものはかがんだ時などに落下しやすいと思います。
フロントのドローコード下にポケットがあります。(上記写真でヤギ太郎が収納されているところ)
テンションがないのでこれも落とし物をしやすそうな作りですが、ドローコードに挟むように入れることで解決できます。
日帰り登山〜小屋1泊、わたしはピッケルやアイゼンが必要な雪山の時もこの子でカバーしています。
(ピッケルは固定しにくいけれど...)
難点はヒップベルトの調整がスムーズに動かないこと。
これって以外とストレスです。笑
レインカバーは付属していないですが、わたしは中にドライサックを入れているのでレインカバー要らずです。

 ・35L
・1気室
・日帰り登山〜小屋1泊向き


Sea to snmmit
ウルトラシルDRYデイパック20
☆編集中...


・20L


GREGORY
Diva70
☆編集中...

・70L
・2気室
・テント泊縦走向き

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
にほんブログ村

ランキングに参加しています。
ポチっと応援よろしくお願いします!

 にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ  

2015年8月2日日曜日

2015年7月12-13日 南八ヶ岳縦走1日目/観音平--編笠山--権現岳--キレット--赤岳--横岳--硫黄岳【八ヶ岳】



今回は南八ヶ岳を端から端まで行きたいので、八ヶ岳の最南端である編笠山から権現岳、赤岳、横岳、硫黄岳、そして美濃戸までを歩きます。
このルートだとキレット小屋に泊まるのがベストなのですが、わたしは赤岳頂上山荘に泊まりたいので1日目を頑張るのですよ。

頂上山荘に泊まりたい理由はただひとつ。
“小屋番をしている恩師に会いに行くため”です。

恩師が山から下りてきたタイミングで、呑んだり山に同行したりの計画をするものの残念なことに毎回予定があわず、年に1回赤岳で再会するという流れができあがっています。笑

 去年は美濃戸から赤岳/横岳/硫黄岳、美濃戸へ下りるという王道周回ルートだったので、今年は最南端から行きます。
“観音平登山口”に到着したのはam5:00頃。
日曜日なだけあって、駐車場はほぼ満車状態でした。
登山ポストも投函口から溢れそうなほどいっぱいで、ぐっしゃぐしゃにしながら無理矢理押し込みました。笑

 5:30スタート

早朝と言えどもさすが夏、すでに明るいです。
そしてすでに暑いです。

 葉の隙間からこぼれる朝日を浴びながら、のんびり足慣らし。

観音平から赤岳までは地図上のコースタイムで8時間30分くらいです。
キレット小屋に泊まるなら6時間ちょっとなので、本当ならキレット小屋泊がベストかな。
テントも張れるしね。

 編笠山まではずーっと樹林帯なので、足元に目が行きます。
凛としたお花が目覚めはじめました。

 太陽も山の稜線を越えて、顔を出しました。

 途中“雲海”っていう展望スポットがあるんだけど、本当に雲海だった。
わたしのポンコツカメラでは綺麗に撮れないのが残念。

 とっても大きいきのこ。
わたしの手のひらよりも大きかったよ!

 こもれびスポットライトを浴びて目覚める植物たち。

 道しるべの“小淵沢”を撮っちゃったけど、ここは“押出川”。

 川だけど、枯れている時もあります。
飲用には適さないので飲んだらダメだよ、山でお腹を壊すほど恐ろしいことはないよね。
わたしは鉄壁のお腹なので大丈夫かも。笑

 押出川から先は、急坂のはじまります。
編笠山までずーーっと続くから、気合いで乗りきって下さい。笑
樹林だから楽しくないし、暑いし、とにかくここを抜けたい一心で進みます。

しかも大きな石がゴロゴロ。

 樹林を抜ければ、背後に南アルプス。
先週登りそこねた北岳と精悍で男前のプリンス甲斐駒ヶ岳。
たおやかな仙丈ヶ岳。

足元にコレが見えたら本当にもうちょっと。
急坂の延々の登りと、森林限界を突破したのになかなか山頂に辿り着かずでヘコたれ気味になったところに現れます。

ふひゃー!
天気よすぎる、あつすぎる、山頂はまだかー!!

左端に写るのは南アルプスの裾、真ん中の稜線が入笠山あたり?
1番奥は中央アルプスと御嶽山。
木曽駒ヶ岳よりも、宝剣岳の方がわかりやすい山容だね。
先週はあそこにいたのかぁ〜

am8:30(観音平から3時間)
編笠山に到着〜!!
なかなか体が山モードに突入せず、ゆるだらしてしまった〜

編笠山/2524m
名前のとおり、笠を伏せたようななだらかな山容をしています。
八ヶ岳の最南端に位置する360度ぐるっと大展望のごほうび山頂マウンテン!
南アルプス、北アルプス、中央アルプス、富士山。
そしてこれから目指す南八ヶ岳の面々が大きく聳えていて大迫力。

御嶽山をアップで。
どっしりしていて本当に立派な山だなぁ〜
雪?灰?山頂が灰色がかって見えるね。

北アルプス。
ポンコツカメラめ.....ぼやーっとしてしまって見えにくい。
槍ヶ岳と、穂高連峰、ごそっと切れ込んだ大キレット。

あと5時間くらいかかるけど、そっち行くから待っててね〜!!

20分ほど大展望を堪能して、先へ進みます。
青年小屋まではずっと下って15分くらい。

せっかく編笠まで登ったのに、結構な下りを強いられる。笑
下に見えるのが青年小屋で再び登り返してギボシを越えて右奥の権現岳へ。

遠い飲み屋の青年小屋。
悲しいことにまだ飲む訳にはいかないので、トイレだけお借りします。
可愛いブランコの名前はラブランコ。笑

再び登りのはじまり。
暑くてなのか、単に体力がないのか、足がいつもみたいにサクサク動かない。笑
熱帯のジャングル島を探検しているかのよう。

ノロシ場から正面に待ち構えるギボシ。
右下のザレに登山者がぽつぽつ見えるよ。

じーっと観察してたら、アブに噛まれた。
........こんちくしょう。

こんぺいとうみたいで甘くて美味しそう〜!
こんな岩場によく育つなぁ。

ノロシ場から先は権現岳のお楽しみである岩場のはじまりです。
じわじわ登らされるより、岩場を登る方が楽。
楽しくて夢中になっているうちに終わっちゃうもん。

岩のトラバース箇所には鎖があるけど、足がかりもたくさんあるから使わなくても安心感があるよ。
ゴロゴロしてるけどルートを外さなければ浮き石も少なめでした。

こんもりした編笠山、下って青年小屋、そして今はギボシ。

side menu
ギボシ産ブロッコリーに錦糸たまご添えて。
¥-priceless

side menu
ギボシ産のびたブロッコリーにチリパウダーをまぶして。
¥-priceless

ギボシは基本的に登らずに巻きます。
みんなでよじよじするので、対向者さんがいたらお互い譲り合いの精神でお願いしまする!

ギボシを通過すると、赤岳が一気に近くなります!
1番高いピークが赤岳、左の稜線上に中岳、中岳の後にゴツゴツした横岳、その左に硫黄岳。
明日はあそこまで行って下りますよ。

右端のギザギザが権現岳の山頂です。
手前に見える権現小屋でひとやすみしよう。

am10:00(編笠山から1時間30分)
権現小屋に到着&休憩
相変わらず足が進まない〜...エネルギー不足??

小淵沢の道の駅で購入した“貴陽”というプラム。
種が小さくて皮ごと食べれます。
ジューシーで甘酸っぱくて、疲れたからだに染みます。うまー
あと5個入ってるから、大事に食べよっと。

権現岳の山頂.......まさかのミスで写真撮り忘れました。
みんなあの岩の上に登って写真を撮ってたよ〜

さて、ここから赤岳を目指します。
権現岳から赤岳を目指すのは今日はわたしだけでした。

ぶわぁあぁ〜!
稜線で止められていた雲が、風で巻き上がった。笑
赤岳全く見えず、むしろトレイルも見えず。

権現岳から赤岳はゴソっと切れ込んだキレットになっているので、最初の急下降と最後の登りが頑張りどころ。
下りきってしまえば多少のアップダウンはあるけれど快適な稜線歩きです。

権現岳からの急下降は、ほぼ垂直の60段のゲンジー梯子を下るところからスタート。
高所恐怖症の人はおしりがキュってなるかも。笑

下降中に下を見るとこんな感じ。
高すぎて高度感がよくわからなくなってしまう。笑

第1ハイカーさん発見!
赤岳から権現へ向かう方は合計5名でした。
編笠山や権現岳は人が多いけど、キレットのこのトレイルは人が少なくて静か。

ソロの女の子もいました〜!
真教寺尾根から登ってきて、これから三ツ頭を経由して下りるらしい。
健脚だなぁ〜!!

ペンキをこぼしたような葉っぱがあったよ〜

朝日岳から見る赤岳。
こちらからの赤岳は、大天狗と小天狗の怪岩峰を従えていて勇ましい。
惚れ惚れするなぁ。

シャクナゲ

コマクサ〜♡
タコさんウインナーが鈴なり!!!

am11:00(権現小屋から1時間)
ツルネに到着〜

ツルネの斜面はコマクサまつり!!
いっぱい咲いてる〜♡

こんな石だらけの荒涼とした過酷な場所に根を下ろしているのに、なんでこんなにも可憐で可愛らしいんだろう。
高山植物を見ると元気がわいてくるよ〜!

赤岳と大天狗と小天狗を従えたへっぽこちゅーたです。
ツルネからは稜線の風が強くて、前髪ぶわぁ〜

わたしがここに辿り着くまで、じーっとずーっと大天狗を見つめていた方がいました。
きっと何か想いを馳せているんだろうなぁと思って、お話してみたくて急ぎ足!!
大天狗を見つめていた方はKさんといい、「さっき念願の大天狗に登ったんだ。」と静かに、だけど嬉しそうに教えてくれました。
今日は新たな門出からはじめての登山だったようで、そんなタイミングで出会えて時間を共有できて嬉しかったです。

pm11:30 ツルネを出発
Kさんとまだまだお話したかったけれど、地図上のコースタイムであと2時間ちょっとの行程が残っているのでお別れです。
8月の劔岳の写真を楽しみにしています〜!!

pm11:45(ツルネから45分)
キレット小屋に到着〜

キレット小屋も頂上山荘と同じグループなので、ご挨拶に立ち寄りました。
お土産に持ってきた佃煮を渡しました。ごはんのおともにどーぞ!

水を買ったら、去年の売れ残りの賞味期限切れのオレンジなっちゃんのペットボトルをくれました。
飲み物をかったら賞味期限切れのなっちゃん1本サービスキャンペーンをしているそうです。笑
ありがたくいただきまーす!!

pm12:30 キレット小屋を出発
ここから赤岳まではザレた最後の登りです。
さぁもうひとふんばり、がんばろう!

歩くとカラカラと軽い音をたてて崩れるザレた道。

ツルネまでの稜線とは全く違う、厳しい顔。
ザラザラカラカラと踏みしめるたびに足を取られるから、ちょっと鬱陶しい。

八ヶ岳はコンパクトなのに、苔むした森、美しい沢、岩稜、遠くまで延びるスケールの大きいトレイル、なだらかな山容やゴツゴツ雄々しい山容といろんな表情があって本当に面白い!
ぎゅぎゅっと山の楽しみが凝縮された山だと思う。

フリーズドライのいちごみたい!

ペンキマークを頼りに岩場を登り進めて行く。
権現岳とは違って、気を抜くと小さな石を落石させてしまうから人が多い時は気をつけないと危ないです。

ひとやすみ。

これでもか!ってくらいに印されたペンキマーク。
ちょっとルートを外れると浮き石とザレザレの石ころだらけ、しっかりルートを決めてから足を進めます。

鎖がないとひっくり返りそうになる傾斜の岩。笑
梯子もあるし、トラバースが連続するので足元注意!!

そして目前に迫ってきた赤岳。
てっぺんの裏側にピークが隠れてる。

右の赤岳の稜線から、中岳、阿弥陀岳。
本当は今日阿弥陀岳もピストンしたいけど、思ったより疲れちゃったからまた次のお楽しみ。

暑くて萎れ気味?
わたしも暑くて干涸びそうだよ〜

よーし!
これが本当に本日最後の登りだよー!!
もうちょっとで恩師に会えるぞ〜

pm14:00(キレット小屋から1時間30分)
今日のゴール赤岳に到着〜!

なんだか調子の乗らない足を叱咤しながら、多めの休憩と癒しのお喋りを交えながら、ぽてぽて8時間30分。
コースタイムぴったり〜!ピタリ賞Get〜!わぁーい!!

赤岳先生、いるかな?

入ってすぐに先生(以下、Uさんと呼びます)が出迎えてくれました!
すぐにわたしに気がついてくれて、がっしり握手っ!!
「よく来たね!また会えて嬉しいよ、おつかれさま!」と労いの声をかけてもらって、わたしもホッとひと安心。
やっと心の底から休憩できる〜♪

「今日は宿泊者も少ないから、個室をサービスするよ」

.............!!!
個室!ひとり部屋!やったぁ〜♡
山小屋でひとり部屋だなんて、なんて贅沢なんだろ〜!
さっそく汗臭い服全部ほしちゃお。笑

饅頭と、佃煮と、日本酒、お土産たちもやっとザックから解放されました。
日本酒はもっと吟味したかったんだけど、迷いまくっちゃって呑み慣れてる菊水を選んじゃいました。笑
今度くる時はもっと全体的にセンスの良いお土産にしようと思います。
でも喜んでもらえてよかった〜!
運んできた甲斐があるってもんです^^

Uさんは夕食の支度に取りかかってるから、また後でお話をしよう。

ちょっと外に出て、明日のルート観察。
下にあるのは赤岳展望荘で尖ってるのが横岳、なだらかな硫黄岳。

おや、雲があやしいぞ。

ガスってしまってまっしろけ、寒くなってきたのでフリースを着込んで食堂でビール。

ごはんまだかなぁ〜
わたしは素泊まりなので自炊組なんだけど、ひとりでごはんはさみしいから食堂のはじっこでみんなに混じってごはんにします。

人の夕食を撮らせてもらいました。笑
肉野菜炒めと焼売とパスタに煮物にキャベツサラダ〜!
お米と味噌汁はみんなで配膳です。

わたしはウインナーたっぷりのカレーを作って食べました。
インドカレーの香りがあたりに漂って異様な空間。

日が落ちてもガスは晴れず、むしろ風が強まってポツポツと雨も。
ありゃりゃ明日大丈夫かなぁ。
雨とガスで景色見えなそうなら、縦走せずに文三郎尾根か地蔵尾根からショートで帰ろうかな。

しょんぼりして小屋に戻ると、
「19:30になったらキッチンに入って来ていいよ。20:00に消灯だからヘッデン持ってきてね!」とUさんから声が掛かった〜!!

楽しみにしていた宴のはじまりじゃな!!

キッチンにはスタッフの女の子2人もいて、一緒に呑むことに♡
手前の“やさしい水”の中身はお酒です。笑
女の子達はここから注いで呑んでました、さ.....さすが山の民!!

おつまみも作ってくれました!
じゃがいものカリカリ♡おいしかったぁ〜!!

Uさんとの思い出話や、ディープな山の話、厳しくて過酷な山の体験談、なんでスタッフの女の子が山小屋で働こうと思ったのか...とかたくさんの興味深い話を聞けて素晴らしい宴になりました。
みんな朝早いのに22時すぎくらいまで付き合ってくださってありがとうございました^^

ほろ酔い気分で真っ暗な小屋の階段を登ったら、段に足の甲をぶつけて悶絶したのは内緒です。
おかげで酔いも覚めました。笑

布団に入ったら落ちるようにぐっすり熟睡。
4時すぎに一度目を覚ますと、小屋がガタガタと揺れるような強風が外で吹いていました。
少し明るくなった空はやっぱりガスガスでまっしろ...
朝日は諦めて、再び5時まで眠りにつきました。

(2日目の記事はこちら)

----------
○コースタイム
観音平(5:30)---編笠山(8:30)---権現岳(10:10)---キレット小屋(11:45)---赤岳(14:00)---(赤岳頂上山荘泊)
(赤岳頂上山荘ホームページはこちら)

○アクセス
観音平登山口 (駐車場あり)
※小淵沢駅からタクシーで20分/約3200円
※シーズンによっては毎日あるぺん号で観音平まで行くバスがあります。

にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ
ランキングに参加しています。
ポチっと応援よろしくお願いします!

 にほんブログ村 アウトドアブログ 女性登山者・山ガールへ
 にほんブログ村 アウトドアブログ 軽登山・トレッキングへ