2015年10月25日日曜日

2015年7月28~31.8/1 裏銀座縦走+雲ノ平.高天原4泊5日(3日目後編)【北アルプス】


3日目の後編です。

pm12:40 出発
三俣山荘のうしろに、さっきまで3時間半もお昼寝していた鷲羽岳。

青空も広がってヤッターって思っていたけれど再び曇天。
やっぱり今日はダメかぁ...って残念に思いながら、山荘のお兄さんにもらった簡易地図を握りしめて出発です。
もう地図はなくさないぞ!!笑

三俣山荘のテン場は、横をさらさらと細く雪解け水が流れていて気持ち良さげ。
鷲羽岳がドドンと目の前に大きく見える、贅沢な場所。
ただ雨がどしゃっと降ったらすぐ浸水しそうな感じがしました。笑

写ってるお兄さんの後ろ姿がザックが大きくて着ぐるみみたいに見えて可愛い。笑

ずっと憧れていた鷲羽岳から離れるのがさみしくて、何度も何度も振り返る。
次はいつこれるかわからないけど、必ずまた会いにくるからね!
今度はピカピカにお天気の時にテント背負ってくるね。

さてと、まずは三俣蓮華岳を目指します。
ハイマツのトンネルをワシワシと登って.....いたら、またしても雨が....。

鷲羽岳をまた振り返ると、本日の営業は終了しました状態。
重ーいだるーい雲が鷲羽岳たちにシャッターを下ろしていました。

風も強くなってきて、雲がこちらに忍び寄ってくる。
わたしもすぐにこの雨雲に飲まれちゃうだろうなぁ〜

それでも少し心が晴れるのは、お花たちのおかげ。
コバイケイソウの当たり年って言われているだけあって、どこもかしこもコバイケイソウ畑!!
なんだかトウモロコシみたいでお腹が空くよ〜。

三俣山荘から双六小屋までのルートは、
1・三俣山荘--三俣蓮華岳--双六岳--双六小屋の稜線コース
2・三俣山荘--三俣蓮華岳--巻き道--双六小屋の中道コース
3・三俣山荘--巻き道--双六小屋のピークなし巻き道コース
と、3つあります。

お天気が悪いこんな日は、景色も見えないしピークを踏まずに巻いて歩けばいいんだけど。
欲張りなわたしはとりあえず行きたかったので1をチョイス。笑
またいつこれるかわからないから、とにかく歩いてみたかった。

もあもあ。
それでもいいの、歩きたかったから。

よく出会うねぇ、やまなめくじ先輩。

ふふっ。
笑っちゃうくらい、まっしろけ。

am13:40
雨の三俣蓮華岳に到着!

三俣蓮華岳/2841m
北アルプスのほぼ中央にあって、昔はここが鷲羽岳と呼ばれていたそう。
そしてここが後立山連峰と立山連峰に別れる分岐点となる重要なポイント。
長野県、岐阜県、富山県の3県の境となる山なので三俣の名前になったのかな?

なーんにも見えないけど、とりあえず満足っ。
本当だったら鷲羽岳や水晶岳、黒部のゴロちゃんや薬師岳もとてもよく見える場所なんだろうねぇ。

山頂には3人ほど他にもハイカーさんがいらっしゃいましたが、みなさん黒部五郎小屋に行くそうで。
双六小屋へと向かうのはわたしだけのようです。

この3日間ほぼ裏銀座の稜線ひとりじめ状態で歩いているので贅沢極まりないんだけど、ちょっとさみしいな。笑
ひとりごとにも拍車がかかるってもんですよ。

ここの稜線は多少岩場の細いところもあったけれど...

ほとんどがこんな感じで、とっても歩きやすいところ。
晴れていたら相当気持ちがいいんだろうけど、雨と風の今日は遮るものがなにもなくってダイレクトにびっちょんこ。
なんかクマもいそうな雰囲気だし、ひとりがさみしいなってさっき思っちゃったからビビり気味に。笑
(実際に数日後にくまちゃんが戯れていたみたい。)


足元のもけもけの苔に元気をもらって頑張ります。

双六岳山頂と、中道コースの分岐に着くと人がいましたっ!
わぁぁぁあぁあ!さみしかったんだよ、おしゃべりしたかったんだよ〜!!
って思って近付いて行くうちに、どんどんと中道コースへと進むみなさん...。
ちょっと待って置いて行かないで...一緒に双六岳に登ろうよ〜って急ぎ足で辿り着くと、2人のハイカーさんが残っていました。
よかった、おしゃべりできるぞーって口を開こうとすると...

「あれ?!高天原山荘にいた女の子じゃない?」と。

2人も昨日は高天原山荘に宿泊されていたそうで、今朝それぞれ双六小屋を目指して出発したそうで。
高天原山荘→双六小屋を目指すソロハイカーがそれぞれのルートで偶然にもここに集合したのです。笑
せっかくだからと一緒に歩く事になり、とっても嬉しいわたし^^

pm14:45
雨も上がった双六岳に到着〜!!
まっしろけだけど2人と一緒にここに来れて嬉しいから、記念にパチっと。

双六岳/2860m
裏銀座の主稜線に位置する穏やかなかたちの山で、山頂付近は高原のよう。
百名山ではないものの槍穂高の大パノラマが見える立地から、かなり人気の高い山。
双六小屋の施設や売店なども充実していて、なんと生ビールが飲めちゃうんだから!!
花の百名山で、三俣蓮華岳〜双六岳の巻き道や双六池の周りには色とりどりの花が咲き誇ります。

ここでFさんが、「あったかいミルク飲む?」と甘くて美味しいホットミルクを作ってくれました。
それからおやつにとフルーツグラノーラを両手から溢れるほど食べさせてくれて、幸せすぎる♡
冷えた体がぽっかぽかに温まりました^^

少し休憩して、双六岳を出発。
景色は何にも見えなかったけど、山仲間たちに双六岳っていいよ〜って度々言われていた山なので、ここもいつの日か再訪したいところです。

双六岳の山頂から双六小屋までは、かーなーり気持ちのいい広々フラットな台地が迎えてくれます。
登山道も躓くような石もなく、一直線に延びているので走りたくなる!
晴れていればこの先に槍穂高の大パノラマが広がる絶景の場所です。

3人で槍ヶ岳が見たいね、青空が見れたらいいのにねって話していると、段々と雲が薄くなり陽射しが感じられるようになってきました。
よしよし.....その調子で青空カモーーーーーーーン!!!

わぁぁぁああぁぁぁぁぁ〜!!!!
青空きたー♡♡♡
さっきまでドンヨリモノクロだった双六に、やっと色が付きました!

まっしろで何も見えなかった場所が、一気に晴れ渡って姿を現す瞬間がたまらなく好きです。
段々と浮かび上がってくる山の姿にハっとする。

よーし!そのまま槍ヶ岳もでっておいで〜!
出ないと目玉をほっじくるぞ〜♪(となりのトトロより)

三俣の雪渓でお兄さんのザックが大きくて着ぐるみみたいと笑ったけど、自分も人のこと言えない状態。笑

そして呼ばれてうっすらと姿を見せる槍ヶ岳。
.......見える??
画面中央ちょと右寄りにトンガリ先輩がいますよ。

やまなめくじ先輩もまたいらっしゃいました。

青空と、見たかった槍ヶ岳(うっすら)を眺められて満足したわたしたち。
双六小屋まであともう少し。
前に大きく見えるのは、明日登る最初のピークの縦沢岳かな。

うっすら槍ヶ岳。

うっすらなのに、ついつい魅入ってしまうわたしたち。
槍ヶ岳は人を魅了するよねぇ...。
なんでかわからないけど、やっぱり気になる存在なんだな。
明日あのてっぺんにいるんだと思うと、心臓がどきどきわくわくする。
これが恋なのか!

時々、風に乗って雲が視界を遮るけどすぐに晴れる。
湿っていた空気も乾いて爽やかになってる。
明日も快晴予報はかなり期待できそう!

そして見えた双六小屋
おー!大きいなぁ〜学校みたいだよ〜!

pm16:15 双六小屋に到着。

ここ数日、団体ツアーのみなさんが泊まっていたそうで布団2枚を3人の状況が続いていたと話を聞いていたのでビクビクしながら受付。
Fさんはテント、Sさんは小屋泊、消灯までに会ったら話そうねとそれぞれ受付をしてここでお別れです。

双六小屋はやっぱり超満員で、靴箱がびっちり埋まってる。
どの部屋もぎゅうぎゅう...わたしもついにぎゅうぎゅう小屋を初体験か.....!
と思ったら、
「今日は女性ソロの方が何人かいるので、女性部屋になります^^」とスタッフさんの神の声。
通された部屋には女性が1名と、あとからSさんも到着。

ちゅ『女性部屋つくってくれて、しかも6人部屋に3人だけってラッキーですね!』
Kさん「ほんまね、他の部屋がぎゅうぎゅうなのにこの部屋だけ1人2枚のお布団なんて言われへんなー。笑」
ちゅ・Sさん『「ねー^^」』

ふんわりにこやかなSさんと、関西のちゃきちゃきっとしたKさんと、6人部屋を3人で。
あとあと小屋内を見てまわったら、最終的に入りきらなかった人には談話室を解放して寝てもらっていました。笑

ひといきついたら夜ごはん。
3日目は絶対カレーにする!と楽しみにしていた、至福の時間。

乾燥きのこと、五穀&豆ミックスをたんまりいれたジャワカレー辛口!!!
3日目でちょっとカビてきそうなパンとともにモグモグ。
双六小屋には生ビールがあるって聞いてから楽しみにしまくっていた念願の生ビールっ♡

Kさんが一緒にごはんを食べてくれたから、とっても楽しかったです。
彼女は今日が1日目で太郎平のほうをぐるっと巡るらしい。
それなら旅のおともにとチーカマを渡したら、お返しに青汁の粉末をくれた!笑
野菜不足になる山にはもってこいだね^^
次からは縦走の時は粉末青汁を持っていこうっと!

夜ごはんのあと、夕暮れの山を眺めに外へ。

生ビールは高いから、2杯目は缶ビールで。笑
双六小屋のまわりも蚊がすごくって、あまりのんびりできなかったなぁ。笑
風が冷たくてビールを持つ手がかじかむ。

3日間の疲れもあってか、今日は2杯でふわふわとほろ酔い気分。
昨日は蚊に悩まされてぐっすり寝れなかった分、今日は良く眠れそう。

槍ヶ岳と夕暮れの写真を撮りに、縦沢岳のほうに登って行く人達。
わたしはもうダメです...眠いしほろ酔いだしで足がだるだる。

眠いから部屋に戻って布団にくるまりたいんだけど、やっぱりこの景色を見ないなんてもったいなくて。
今日は朝からお天気が悪くて、雨にぬれて風で冷えて、ちょっと残念だったから。
今のこの雨上がりの気持ちいい空気と時間を存分に味わいたい。
何にも考えないで、ぽやーっと山と空を眺めて。
あー幸せだなぁ。

そしたら素敵な歌声のハーモニーが風に乗って聴こえて。
その方向をみてみたら歌っている人の中にSさんがいました。
やっぱりふんわか素敵な人。

video
美しい山と、とっても綺麗な歌声に耳を傾けて。
あーしあわせだなぁ。

歌い終わったSさん達に拍手を贈って、小屋に戻る。
明日のパッキングをしてトイレ行ったらさっさと眠ろう。

トイレからの帰り道に談話室の前に座っていた、やわらかい雰囲気のHさん夫婦としばしお話をしたりして。
旦那さんは山が好きだけど、奥さんはあまり好きじゃないそうで。
それでも一緒に付いて歩いてくれるなんて、愛あればこそだなぁとしみじみ思いました。
話の中で「うちの息子の嫁にしたいっ!!」と言って下さったのが印象的でした。笑
初対面なのに、なんだかうれしかったなぁ。

そんなHさんは下山後にこのブログを見つけて下さって連絡をくださいました^^
メッセージに「槍沢でうつ向いて後ろを歩いていたので顔を覗いたら、涙しながら歩いていた。」って奥さんの事が書いてあって。
涙しながら歩くって本当に辛かったんだろうに、一緒に歩いてくれるってやっぱ愛だよなぁ...ってほっこりしました。

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さて、この山旅もいよいよ後半戦へ!
明日の槍ヶ岳へ思いを馳せながら、おやすみなさい〜

・裏銀座縦走4日目前編へ続く


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○コースタイム
高天原温泉(5:30)---ワリモ北分岐(8:50)---鷲羽岳(9:50)---休憩210分---鷲羽岳(13:25)---三俣山荘(12:25-〜12:40)---三俣蓮華岳(13:40)---双六岳(14:45〜15:15)---双六小屋(16:15)
※休憩など含め、計8時間45分

○アクセス
行き/七倉ダム・七倉山荘前(駐車場あり)
※毎日アルペン号で深夜発、朝着可。7月末は片道7200円でした。
※七倉からタクシーで高瀬ダムまで20分/約2200円
※ゲートが開くのは5:30または6:30(シーズンにより変わります)

帰り/上高地から高速バスにて新宿
※さわやか信州号が事前予約できれば新宿まで直通で帰れます。6200円。

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2015年10月18日日曜日

2015年7月28~31.8/1 裏銀座縦走+雲ノ平.高天原4泊5日(3日目前編)【北アルプス】


3日目の朝です。
am4:30 朝ごはん

朝はいつも軽めなので、今日もパンをひとつ。
ツナマヨとドライトマトとおつまみチーズをパフっとはさんでガブリ。

昨晩は蚊に悩まされて、寝たり起きたりの繰り返し.....
ぬぬぬ........かゆい、かゆいよ〜。
脚ばかりそこらじゅう喰われて、十箇所以上も赤く腫れてる。
エイドキットから虫さされの薬を出して、しっかり塗り塗り.....シミる〜!!

am5:30 出発

お天気は生憎の曇り空、弱いしとしと雨。
これから再び上がる稜線にはガスがかかってる。
10分も経たずに樹林帯に入るのでレインウェアは着ないまま、しっとり雨に顔を濡らしながらションボリ気味に歩きます。

でも、足元に咲くニッコウキスゲは雨に濡れて嬉しそう。
ワタスゲはポワポワな毛がべしゃっと潰れてさみしそう。笑

昨日は高天原峠からやってきたけど、今日は岩苔乗越で稜線へと戻ります。

分岐を入ったらすぐに小さな沢の中をじゃぶじゃぶ遡って行く。
(雨だから沢化しちゃったのかな?)

じゃぶじゃぶ、じゃぶじゃぶ。
雨の高天原周辺を歩く時は、しっかり防水したほうが良さそうです。

30分くらいしたところで、雨が止みました。
薬師岳を振り向けば晴れてる〜!
『空がんばれ、空がんばれ、雲あっち行け〜』って呟きながら、苔と岩の樹林の中をもくもくと登る。

濃厚な樹林です。
北アルプスの縦走をしている真ん中の日に、樹林の中を歩いてる不思議。


蜘蛛こわい。

森の向こうに、登り詰める稜線がやっと見えてきた〜。
まだ標高差あるなぁ。

岩苔乗越の途中には、“水晶池”があります。
往復15分くらいだしせっかくなのでよって行くことにしました。

ここから池までの道は人があまり通らないからか、両脇の樹々の枝をかき分け進みました。
油断してると顔面にバシっとあたって涙目です。


水晶池は、水面に水晶岳が映ります。
残念ながらその稜線はガスに覆われてしまってアウトラインがもやもや。

風がなかったのでリフレクションしてくれました。
水面に映る景色は印象派の絵画のように見える。綺麗だねぇ。

ちっちゃいトトロの葉っぱ。

クルマユリ。

ハクサンイチゲ。

コバイケイソウ。
(隣にちょっと写ってるのはミヤマゼンコ?シシウド?)

コバイケイソウイッパイ。

ナマエガワカラナイハナ。

ようやく樹林をぬけて視界が広がりました。
目指す稜線はガスの中...今いる場所は雨じゃないけど、稜線に上がったら雨っぽいなぁ。

沢にはいっぱいカエルがいました。
みんな大人しかったので、指で頭をなでておきました。笑
ケロケロ〜

段々と大きく立派になる沢沿いを、じわりじわりと登ります。
渡渉する箇所もあるので、雨の日はこのルートは避けた方がいいなぁ。

ほとんど樹林帯な岩苔乗越だけど、最後の最後はお花畑!
色とりどりのお花達が目を楽しませてくれました。

そして辿り着いた稜線は、やっぱりもにょもにょ........。
風も強くて嫌な予感。

am8:30 ワリモ北分岐

ここについた途端に止んでいたはずの雨が降りはじめました。
面倒だなぁと思いながらも、これ以上風が強くなったら着るのがもっと困難になるので、渋々レインウェアを取り出して上下着用。
着ている間に雨も強くなってきて、大雨強風の嫌なコンディションに...。

ワリモ岳と鷲羽岳を越えなければ双六小屋に辿りつかないので行くしかない。
あぁ...ずっと憧れだった鷲羽岳の登頂は、まっしろガスガス状態なのか。

先が全然見えない!
雨が強くて、顔がびっしょりだし岩はツルっと滑るし。

目に入る雨に、目をしばしばさせながら鷲羽岳っ!!!
と思って見つけた標識は、随分と斜めを行ってるワリモ岳。

ぼんやりと前を歩くハイカーさんを発見です。
すれ違う時に少しお話をしたけれど、風が強くて声が聞こえないから2人して至近距離で大声。笑

am9:50 鷲羽岳

憧れ続けた鷲羽岳!
残念ながら、まっしろけだけど雨はすっかり上がりました。
心なしか空もなんだか明るくて、待ってたら晴れそうな予感。

おー!
風が強いので雲がひゅんひゅん流れて、たまにぶわっと一瞬視界が開ける時がある。
やっぱり待ってたら晴れてくれるかもしれない!

おやつを食べながら晴れ待ちをする事にしました。

風が当たらない鷲羽池側のくぼみに移動して、岩に背中を預けてクリフをもぐもぐ。
同じ場所にいたソロの女性とお話をしながら大福もモグモグ。

ピンクのタカネシオガマと白のタカネツメクサ。

お腹が満たされて眠くなってきた。
このままここでお昼寝してもいいなぁ...笑
本当は双六小屋まで行く予定だけど、どうせお天気が微妙なんだし、すぐ下の三俣山荘に泊まってゆっくりしちゃおっかなぁ〜
なんて、気分はもう三俣山荘泊まりな感じに固まりつつある。

ぼーっと待つこと約3時間半
「おぉー!!」
っと周りから歓声が上がって目が覚めた。(寝てた)

まっしろで何も見えなかった場所は幕が開くみたいに、すーっと雲が薄くなって行く。
わぁぁぁ...待ってて良かったぁ〜!

こうなれば、お目当てのものが見えるはず。
ガバっと起き上がってお目当ての場所までダッシュです!

やっぱり見えてる鷲羽池〜!!
濃いブルーはとても美しいけど、生き物を寄せ付けない冷たさも感じる。
でも、何か見たことのない不思議なイキモノは住んでいるかも...!!

登ってくる人もみんな、見え始めた景色にわくわくキョロキョロ。
登っては振り返って、立ち止まって、山頂までもうすぐなのに先に進まない。笑

やっと鷲羽岳の素肌が見えたところで見回してみると、思っていたよりもゴロゴロしてる。
遠くから眺めるのと、実際に来て見るのとは、全く印象が変わってくるね。
行ってみないとわからないのも山の醍醐味〜!

三俣蓮華岳と、真ん中にちょこんと赤く見えるのが三俣山荘。
左になだらかな双六岳。
右端に見えるのが黒部五郎岳。

三俣側から登ってくるのはちょっとキツそう!笑
鷲羽岳の翼の部分はザレていて、つづら折れ。
でも、下りる分にはスーッと白い道が続いていて気持ちがいいよ〜

そしてすれ違ったハイカーさんが
「やっと晴れましたね!今日はまた崩れるみたいだけど、明日は1日ピーカンらしいですよ〜!」と言う。

えっ!明日お天気いいの?
それだったらやっぱり予定通り双六小屋まで行こう!!
三俣蓮華岳や双六岳も天気がいい時に歩きたい気持ちは山々だけど、やっぱり縦走のゴールピークとなる槍ヶ岳が晴れてたほうがいいし、そんな山頂でのんびりもしたいし。

三俣山荘に泊まる気でいたから3時間もお昼寝しちゃったので、ちょっと急ご!笑

ジグザグジグザグ、駆け下りるように下っていく。
(トイレも行きたい!)
左側には鷲羽池がまだ見えているから名残惜しい...
雲で隠れた稜線には槍ヶ岳が潜んでいるんだけど、なかなか見えない。

あっ!見えた〜!!
2日目の野口五郎から見た時よりも、随分と近く大きくなったね〜!
明日はあのトンガリのてっぺんに立ってるんだって思うと、わくわくと不思議が止まらない。

槍ヶ岳から左に延びるのは北鎌尾根。
手前に赤っぽく見えるのは硫黄岳の稜線です。

蜂がたくさん飛んでいるハイマツの道をもしゃもしゃかき分けて。

12:20 三俣山荘。

トイレとバッヂを買うのでちょろっとしか寄らなかったけど、木のぬくもりがほっこり温かい素敵な小屋でした。
コーヒーがとーっても美味しいみたいなので、今度はゆっくりして行きたいです。

そして、鷲羽岳の山頂でのんびり昼寝をしてるうちに地図を無くしたわたし...。
どうやら寝てる間に飛ばされたようです。笑
今回は立山エリアと穂高エリアの2冊を持ってきていたので、ショックだったなぁぁ。
どこかに届いていたらぜひ使って下さい。

山荘スタッフのお兄さんが「簡単なやつだけど...」と地図を渡してくれました。
とーっても助かりました!
本当にありがとうございました〜!!
はじめての場所は地図がないと不安でしかたないから、本当に安心しました。
今後気をつけねばなりませんね。

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本当だったら14時には双六小屋に着いている予定だったけど、鷲羽岳と池の晴れ間が見たいがために3時間半ものんびりしてしまった。笑
このタイムロスはちょっといかんなぁ。
ここから双六小屋まではコースタイムで約4時間。
16時半ゴールを目指して、また雨も降ってきそうだしチョイ急ぎ足で、もうちょっと頑張ろ〜!!!

・裏銀座縦走3日目後編へ続く





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○コースタイム
高天原温泉(5:30)---ワリモ北分岐(8:50)---鷲羽岳(9:50)---休憩210分---鷲羽岳(13:25)---三俣山荘(12:25)

○アクセス
行き/七倉ダム・七倉山荘前(駐車場あり)
※毎日アルペン号で深夜発、朝着可。7月末は片道7200円でした。
※七倉からタクシーで高瀬ダムまで20分/約2200円
※ゲートが開くのは5:30または6:30(シーズンにより変わります)

帰り/上高地から高速バスにて新宿
※さわやか信州号が事前予約できれば新宿まで直通で帰れます。6200円。

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