2016年4月18日月曜日

2015年10月31〜11月1日 国師ヶ岳・北奥千丈ヶ岳、金峰山-ゆるふわトレイル大弛峠から、五丈岩リベンジ【奥秩父】

秋と冬のにおいを感じて.

季節を行ったり来たりタイムトラベラー状態になってしまっているこのブログ...
なかなか書き進められていないので、去年から30の山のことが溜まりに溜まってプチパニック。笑
仕方がないので引き続きのんびり書いていきたいと思います。へへ...

今回は秋のテント泊のことを。
晴れ渡る秋空の下、冬の訪れを感じさせる空気を目一杯吸い込んで歓喜の叫びをあげた記憶に残る山の旅のはじまりです。

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.....................気持ち悪い。
大弛峠への長い長い林道のワインディングにノックアウト。
外の空気を求めて勢い良く降車、ふへぇぇ.....危なかったぁ。
車で2365mまで登ってこれちゃうなんて天国だなんて思っていたけど、あやうく地獄になりかけた。笑

今回のテント泊をする場所は大弛小屋。
2365m地点にあるのに、駐車場から歩いて1分の特殊な条件下にある山小屋です。
そんな特殊さを活かしてわたしたちは夜の宴会のビールを箱で持って行ったり、寒かろうと毛布を持って行ったりしました。笑
例え車に忘れ物をしたとしても1分で取りに行けちゃいます。
山の厳しさは一切感じることはできないけど、まったり山宴会をするには恵まれすぎたテン場です。笑

着いてすぐに大きな鹿がお出迎え。
人に臆することなく悠々と木の根元をぺろぺろしていました。
夜はテント周辺もうろつくという人慣れ具合だそうです。

まずは小屋で受付をします。
丸太が味を出しているログハウス風の小屋です。
テン泊料金は1人1000円で、なぜかテント泊の人は小屋のトイレを使わせてもらえません。
大弛峠にある外のトイレを使ってとのこと.....。なぜ。

ちなみにこのトイレの汚さが非常事態レベルなのでご注意ください。
(女子は和式トイレで蓋をパカッと手であけるんですが、持ち手の所に使用済みのティッシュが乗ってるし、トイレ内はゴミだらけ。男子は水も流れないし詰まってるしで、おしっこが溢れ出るくらい溜まってます。手洗いのシンクも詰まって水が溜まってる。とにかくマナー違反が酷すぎます。)
別に小屋のトイレを使わせてもらえないのはいいけど、そうやって外のトイレを使うように指示するのであれば、県営トイレだからって小屋が管理に関与しないのはちょっと違うんじゃないかと思ってしまいました。
もちろん使う人のマナー違反が酷すぎるせいなんだけど、ちょっとなぁ...と。
おっと最初から愚痴がこぼれてしまった...

今後あのトイレを使うの嫌だなぁ...とテンションが下がりつつも設営を。
今日はタチ子ちゃんとリンゴさんとちゅーたの3人で仲良く寝ます。
みんなで寝たほうが楽しいし暖かいよ〜!
何もしなくてもフラットで広々な区画で張りやすいテン場。
後ろに駐車場が見えていて、山の中って感じではないよね。笑

時刻は14時。
あれっ。午前中に到着するつもりがいつの間にかこんな時間に。
ここまでの道中、朝ごはんに寄ったパン屋さんのジャンケン大会に参加したり、スーパーで大量のおつまみやお酒を買ったり、ワークマンで山に使えそうな道具を物色したり....遊びすぎてしまいました。笑
朝6時には都内を出発していたはずなのに、おっかしいなぁ。笑

設営を終えて一息ついたら、夢の庭園から北奥千丈ヶ岳と国師ヶ岳までお散歩ハイクをしに行きましょう〜。

シャクナゲの群生の中、整備された木道を歩くこと15分で夢の庭園に到着です。
原生林に囲まれた花崗岩の巨岩のある少し開けた展望地。

大弛峠に停まる車が列になっているのが見えます。
駐車場に停められなかった場合はこんな感じでどんどん駐車渋滞になり、登山口から離れて行くことになりますのでご注意ください。

夢の庭園から足をのばせば、北奥千丈ヶ岳と国師ヶ岳に行けます。
時間的にも小屋→夢の庭園→北奥千丈ヶ岳→国師ヶ岳→夢の庭園→小屋の往復で2時間くらい。
サクっとお散歩がてら行ってみるのもいいと思います。
北奥千丈ヶ岳は秩父山塊の最高峰だしね。

シャクナゲが絨毯みたいに広がっていて、開花する初夏が楽しみだなぁと思える。
ギュっとみっちり群生していてみんなで暖をとっているみたいだね。
花が咲くまで、みんなで頑張って冬を越すんだぞ〜

少し行くと展望のある前国師ヶ岳に着きます。

北奥千丈ヶ岳と国師ヶ岳の分岐。

北奥千丈ヶ岳に着く頃にはまっしろけ。
このルートはほとんど針葉樹の樹林帯です。
とても静かで人気のない、こんな雰囲気の森はガスで靄っとしていてもそれがまた似合う。
もの悲しさ割り増しで世界に取り残されてしまったような切ない気持ちになる。

わーいマッシロ〜!!
秩父山塊の最高峰2601mの北奥千丈ヶ岳に到着です。
ちなみに赤いネックウォーマーは数時間前に立ち寄ったワークマンで購入したものを早速。
お値段399円でモールのようなふわふわの肌触りで気持ちいいので、2つ購入しました。笑

マッシロだけどせっかくだから帰りに国師ヶ岳にもよって行く。
1つのパンを3人で分け合って齧って下山開始、明日の登山の足慣らし終了〜。
(って明日もそんなに登らないんだけどね。笑)

テントに戻って夜ごはん。
煮込みうどんには天ぷらも入れて、唐揚げにはチーズを乗せて炙って。
消費期限が近くて格安になっていた6缶パックの発泡酒に、七賢、梅酒にワイン。
むふふ〜楽しいな、たのしいなぁ、アウトドアの宴会って幸せだなぁ〜。

ごはんも食べ終わる頃、後発の仲間が2人到着しました。
もう17時30分で辺りは真っ暗だよ〜笑
これも大弛のテン場だからできる技、恵まれた場所だわ。

パキッ
「あっ!!!!!!」

振り向くと設営中の仲間のポールがご臨終してました。
あらら、しかも両方とも。笑

「え〜!笑」
「でもまぁ最悪車で寝ればいいじゃん〜」

こんな風にゆるく捉えられるのも、すぐそこが駐車場の大弛だから。笑
これが稜線のテン場だったならとんでもない事態だよねぇ。

それでもアウトドアで寝ることを最後まで諦めないのが山の人。
みんなでテント修理を開始です。
リンゴさんの持っていたポールスリーブを取り出し、そこにボールペンの芯を通し強度を増して、ダクトテープとテーピングテープでぐるぐるぐるっと固定する。

5人揃えば文殊の知恵、ばっちり住めそうな仕上がりに!!笑
いや文殊もびっくりするレベルなんじゃないかな?
寝てる間にまた折れないといいねぇ。笑

一段落着いて、5人での宴会。
気温はどんどん下がってきて、寒くて発泡酒に手が伸びず...梅酒や日本酒を温めながら飲みました。

夜になると雲は綺麗に取れて満天の星空が広がっていました。
テントの灯りがあってもよく見えるよ〜!

透けちゃってるリンゴさん、星空に召されたのかな?笑
ロバさんはベンチコートだし、タチ子ちゃんはオーロラ観測にも最適な極地用ダウンを着ていてモコモコしてる。笑

寝る前のトイレも済ませたし、さて寝よ寝よっ。
今日は三人川の字、ほろ酔いのリンゴさんはタチ子ちゃんとわたしと女の子に挟まれるポジションにご満悦そうだった。笑

眠りについてから1時間くらいして寒さに目が覚めた。
テントに触れている側のシュラフカバーが結露で濡れてる...そして自分の鼻息が当たっていた顔周りの生地も濡れてる。笑
ダウンパンツもダウンも着て、靴下重ねて履いているけど指先が冷たーい!!
さささささむ寒さむ........
そして意識が薄れていっていつの間にか再び眠っての繰り返し。
ウトウトしてきたと思ったら、耳元で「フッ、フーン!」と荒い鼻息.........
えっ.....

.................鹿だ!テントの外に鹿がいる!!!
彼の鼻息や足音が気になって、なんだかぐっすり眠れなかったなぁ...。笑

おぱようございます。
鹿に邪魔されてグッスリ眠れなかったから、微妙に眠たい...
寒くて寒くてシュラフから出たくないけれど、覚悟を決めて這い出る。
履こうとした登山靴は寒さにちょっと硬くなってたけど、もしや凍ってたのかな?笑

テントで寝るのが初めてだったフクさんは、あまりの寒さに車で寝たらしい。笑
後で見てみたらエアマットがペシャンコになっていたから、それで地冷えして寒くなっちゃったんだね。

寒さに気持ちが負けないうちに出発!
大弛峠はすでに2300mで金峰山は2599m、その標高差は約300mしかありません。
時間的にも登りコースタイム2時間で危険箇所のないルートです。

1年前の同時期にも金峰山を登っていますが、こちらは富士見平小屋から行きました。
2014年11月2-3日 瑞牆山・金峰山テント泊
富士見平からだと登りコースタイム3時間半くらいかかり、アルペン的な岩稜もあるアクティブで面白いルートになっています。

コメツガやシラビソの針葉樹のシルエットの向こう側に見える朝景が綺麗。
青い水彩をスーッと走らせたように空と山の境界線が引かれてる。

朝の光が入ってきて、森も起きて行く。
白く美しい針葉樹に囲まれながらの気持ちいい道。

朝日峠を過ぎて大ナギに出るまでは、基本的にはこんな感じの森の中。
森林浴がとても清々しい気分にさせてくれます。

金峰山にくるのは毎回この時期なので虫もいないし、冷たい空気が気持ちいいのだけど、ここって夏は非常に虫蒸しパラダイスなんじゃないかな.....
個人的には、ここに登りにくるシーズンは秋をおすすめします。

ふと見上げると小さく月が。
木の枝に引っかかって行き場をなくしていました。笑

ケルンのある朝日峠。
朝日峠が朝日をあびて、これが本当の朝日峠の姿になります。
(・ω・)


朝日峠だけじゃなくて、わたし達のことも照らしてくれました。

雲の流れ方がすごく綺麗。

突出した花崗岩がとても目を引きます。
何人か仙人が住んでいそうな、そんな雰囲気。
あの辺りはクライマーさん達の絶好の遊び場なんでしょうか。

ジオラマのような奥秩父の山並み。
陽光のコントラストがついて魅力的に見えます。

太陽が昇ってくるとすごく暖かいです!
手を広げて富士山と一緒に光合成〜

大ナギの下りは石ゴロでちょっと急です。
転んだら尖った岩に刺さってしまいそうなので気をつけて〜
視界が開けて、金峰山に見とれていると本当に落っこちちゃいますよ。笑

大ナギから見た金峰山の山頂。
ゆるーっと気持ちよく伸びる稜線の先に、五丈岩が目立つ。
今日狙うのは五丈岩のてっぺん...去年のリベンジを果たすから待っててね!!

壊れた鉄山の標識を過ぎて、(鉄山はここからひと登りなんだけど、それは帰りに)

いよいよ森林限界を突破する。
この瞬間が1番わくわくして、ついつい足早になってしまう。

手前に見える花崗岩の山が瑞牆山。
ここから見ると随分と低く見えるんだね〜。
その向こうに大きく裾野を広げているのが八ヶ岳です。

「ほら、見てちゅーた。」
タチ子ちゃんに寄り添いながら眺める山の景色は絶品です。

ここに出てしまえば後は穏やかで気持ちのいい稜線歩き。
ハイマツの広がるこの景色はアルプスに来たみたいな気分にさせてくれます。

まだまだ雪を冠らない、青々とした富士山。
雲海から悠々と姿を見せて存在を大いにアピールしています。

花崗岩の転がる道を楽しみながらゆっくり歩く。
風もなく穏やかな陽気で、ぽかぽかと暖かい。

金峰山山頂に近付くにつれ大きくなっていく花崗岩。
岩の並び方、岩の感触がアルプスを彷彿とさせて、心がうきうきする。
陽にあたって少しだけ温まった岩に触れるのは気持ちいいものです。


ちなみに風を避ける時はこんな感じで。
岩陰に身を隠して下さい。(嘘です)

遊んでいるうちに金峰山に到着です〜!!
山頂標識は五丈岩から少し離れた場所にあります。

そしてついに......
1年の時を経て五丈岩に挑戦する時がやってきました。
前回は途中のホールドのくぼみに溜まった雨水が凍ってしまっていて、登れなかったんです。

写真に人が入ると、1段1段の大きさ・高さが良くわかるかと思います。
五丈岩の怖さは高さと足場の狭さ.....。
バランスを崩しちゃったら、足元が狭い為に真っ逆さまに落ちてしまうイメージが容易に沸き上がってきます。

白いフリースがわたし、しまパンがリンゴさん、青い帽子がフクさん。
(人が小さくてみにくいと思うので拡大しながらご覧下さい)

ちなみに頂上から下りる時が厄介...。
一旦座ってくぼみに両手をかけて、岩側にからだを反転させながら下りるんだけど、一瞬体が腕の力だけでプラーンってなるから覚悟がいる。
岩側に体を反転せずに下りたらその後の足場が狭いから、最悪そのままヒューっと墜落しちゃう。

とにかくわたしは2段目を上がるのに苦戦。
最初のトライで登りにくいルートに行ってしまったわたしは、墜落の恐怖に心がポッキリ折れて一時避難。
岩陰で体育座りをするというテンションの下がりよう。
後でフクさんが「はじめてちゅーたの本気で恐怖してる顔を見た...ちゅーたも怖いことあるんだーって、なんか安心した。笑」って言われました。
落ちるイメージができちゃうと表情に出てしまうほどに途端に怖くなるんだよね。
初夏に行った宝剣岳の山頂岩のてっぺんに登るのは全然怖くなかったのに。
→2015年6月27.28日 木曽駒ヶ岳/宝剣岳
五丈岩は心の底から怖いと思った〜

そしていつの間にか頂上にいるリンゴさん。笑

そしてわたしを迎えにくるリンゴさん。
相変わらず心が折れて凹んでるけど、諦めがつかず下りずに体育座りを貫くわたし。

しかしここでフクさんが恐怖に打ち勝って登った〜!
「行ける、ちゅーた行ける!登れる、大丈夫!!」の声に励まされて、わたしも気合いを入れなおす。
そうだ、ここまで来て諦めちゃダメだ。
やるなら皆がいて、勇気の出せる今しかない!!

なんとか2段目をクリアして、ついに3段目。
2段目で心がポッキリ折れてしまったんだけど、冷静になってホールドや足場をしっかり探すと怖いことなんてなかった。
リンゴさんが後から見守ってくれてたし、上でフクさんやロバさんが励ましてくれたから頑張れた!
恐怖に負けないで冷静に周りをみないといけませんな。

そしていつの間にか増えるギャラリー。
下で撮影していたタチ子ちゃんの周りでは、「あぁ!惜しい....!」「行ける!がんばれ〜!」「あんな無理して登っても下りれるのかね〜」などなど応援と心配の声が上がっていたそうです。笑

頂上にいるロバさんに指示をもらいながら、3段目!!
(2段目はリンゴさんのように這い上がる。)

そしてついに.......

やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!!!!
あまりの嬉しさに駆け回り、上にいたみんなと歓喜の握手!!


ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
五丈岩のてっぺん獲ったど〜っ!!
富士山よりも全然高いんだからね〜っ(遠近法)

1年越しの五丈岩リベンジ達成です。
今まで登ったどんな山よりも、瞬間的な達成感は半端じゃなかった。
嬉しくて嬉しくて、励ましてくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいで、ボーっとしてしまう。笑

五丈岩の上から。
鳥居も人もすごく小さくみえる。
そして保護色になってしまって下にいるタチ子ちゃんが見つけられません。笑

五丈岩のはじっこで。
登れたことが本当に嬉しくて誇らしくて、ここから下りたくないなぁ。

また今度きた時は、もっと自信をもって力強く登れるだろうか。
いつかまた挑戦する時があれば、その時は体育座りなんてヘッポコなところを五丈岩に見られないようにしよう。笑

岩から下りて、待っていたみんなひとりひとりに感謝の気持ちを込めてギュギューっと強くハグ!!
みんなとここに来られて本当に良かった!
本当にありがとう〜

五丈岩タイムも終わって、休憩時間。
手をみてみると擦り剥けていました。
どこだったかわからないけれど、岩を掴む場所もないところがあったので、岩ノ隙間に手をねじ込んで登る所があったんだよね。
必死すぎて痛みとか一切感じなかったけど、肘とかふくらはぎにも擦り傷ができていました。笑

ちゃっかり五丈岩に登ったヤギ太郎も誇らしげな背中。
風に乗って上機嫌なフクさんの美声が聞こえてくる、五丈岩に登った達成感で心が解放されているんだね。笑

雲海の向こうの富士山も、きっとわたしの頑張りを見届けてくれたはず。
どうだみたか、どうだどうだ!笑

左から、編笠岳・権現岳・赤岳・横岳・硫黄岳って夏に縦走したルートなんだけど、わたしは右側が網笠だとばっかり思っててリンゴさんに「違うよ、逆だよ」って教えてもらっているところ。笑
→2015年7月12.13 編笠岳・権現岳・キレット・赤岳・横岳・硫黄岳 南八ヶ岳縦走


雪を冠っているのは新潟のほう?
まだ新潟方面の山には行っていないので、イマイチ良くわかりません。
でも綺麗でかっこいいなぁ。

岩のトンネル〜

去年は金峰山の山頂から、この緩やかな大弛ルートを眺めた。
広々と優しい感じで気持ち良さそうだなぁと思っていた場所を歩けている幸せ。

赤く染まる山肌が、まるでアメリカのキャニオンみたい。
(行ったことないけど)

行きは見つけられなかった朝日岳の標識を発見。

鉄山にはあまり人が入らないので、道が鬱蒼と茂っていてちょっと不明瞭。

石楠花をかき分けて行く。
足元を見ればうっすらと踏み跡があります。

鉄山山頂はシブイ赤テープ!!
鉄山まではちょこっとの登りなので、せっかくなので寄ってみるのも良いかもしれません。
展望はないですけどね。笑

そろそろこの山旅も終わりが近付いてきました。
帰りは嬉々として延々と五丈岩トークに花を咲かせながら、気分よく下山をするのでした。

今回も心から楽しかった充実したやまのぼりでした。

山の中の宴会も、テント破損のアクシデントも、寒さに耐えながらテントで寝るのも楽しくて。
五丈岩に恐怖して1度は心が折れたものの、そこで諦めずに再チャレンジして登り切ったことは誇らしくもあって。
励まして支えてくれたみんなとの絆もぎゅーっと強まった。
ただ単にいい景色を見たんじゃなくて、頑張って頑張ってその先に見えた景色はキラキラと極上なものでした。
景色を目的にするのも山のひとつ、人との出逢いも山のひとつ、挑戦するのも山のひとつ。
山って本当に素敵だなって改めて感じさせてくれた、素敵な山旅でした。

五丈岩の上から.....おしまい。


コースタイム
1日目
大弛小屋(14:10)---夢の庭園(14:20)---前国師ヶ岳(14:45)---北奥千丈ヶ岳(15:05)---国師ヶ岳(15:30)---大弛小屋(16:00)
※休憩時間含め、1時間50分






2日目
大弛峠登山口(6:35)---朝日峠(7:05)---大ナギ(7:45)---金峰山山頂(8:50)---五丈岩(9:05〜9:35)---休憩(9:35〜10:45)---鉄山(11:45)---大弛峠登山口(13:05)
※休憩時間1時間30分含め、6時間30分

アクセス
行き/帰り/車にて大弛峠(大弛小屋)

○今回のやまのぼりアイテム








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